2006年11月09日

ミドリ エム・ツー(M2) ダイアリー

サイトではチラッとしか紹介してないし、
わっしーさんのエントリーを見たら、
ますます謎は深まるばかり..の(?!)M2ダイアリー。
店頭でもなかなか見かけないので、おもいきって取り寄せしてみました。
(正確なネーミングはMの2乗です)   
表紙は布目の紙クロス。今回は黒を選んだのですが、
ほどよいツヤはモール×キンを連想させます。でもハードカバーではないです。

m21.JPG







赤いのは販売時のオビです。カバーは黒一色。


リアルシンプル ダイアリー とサイズ比較。

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A5サイズより天地左右ひとまわり大きめな独自(?!)の変形サイズです。


手にして最初に驚いたのはその薄さ。
リアルシンプルのも厚さが薄めとおもっていましたが、
それをさらに上回る実測5mm弱。かなりの薄型ダイアリーです。

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表紙をめくると月分類のページタブが登場。(07年12月から09年1月まで)
それぞれコーティングされています。

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ダイアリーの基本構成は
「 記入欄:月間カレンダータイプ + メモページ:見開き2ページ 」という、
これまたかなりシンプルな構成。

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記入ページの表記は和英混在ですが、祝日と六曜はしっかり日本語表記。
また日々の記入欄は、上下で午前と午後の分別記入が可能なもの。
週の右端にはちょっとしたメモ欄もついていて、けっこう実用本位な構成です。
(用紙はトラベラーズなどにつかわれている「MD用紙」とは違い、
ちょっとガサッとした手触りのタイプ。)


..がーっ!!、月ごとのメモページの大胆さに驚愕。
↓ この程度(左右非対称)なら、なんとかなりそう(?!)ですが、

m26.JPG







↓ ここまでくると、何と表現してよいものやら..(;´▽`A``

m27.JPG







わっしーさんのレポで知ってはいましたが、いやはや..。



「毎日続けられる身近な贅沢」「機能美と遊び心を追求したプロダクト」などと、
カバーのオビに表記されているように、このダイアリーは
これを気に入って指名買いするような方向け(?!)のアイテム、といえそうです。
実際このダイアリーをつかうにあたって、月間記入ページは利用するとしても、
鮮やかな月間メモページは、メモ書きしないで「眺めて楽しむだけ用」という想定のもと、
最初から企画されたのではないでしょうか。
ちょいと高価なところからみても、「M2」は、
きっとごく一部の層をターゲットにしているとおもわれます。

メモページが不要かつ、月間カレンダータイプのダイアリーでじゅうぶんな方であれば、
デスク用として選択肢のひとつになりうるかもしれません。
「せっかくだから、ちょっと人と違うものを..」という方ならテキメン!
..かなぁ? (*´∇`*)

以上、個人的な感想を綴ってみましたが、
ズバリこのダイアリー、なかなか売りにくい(?!)のではないでしょうか?、
わっしーさん..(;^_^A
Posted by bunkichisan at 22:33│Comments(6)TrackBack(0) いろいろブンボーグ 

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この記事へのコメント
レポありがとうございます。これ、気になってるんですよ。
メモページ、罫線や桝目が単なる「背景」と化してますねぇ。印刷無視して、無地ページの気持ちで書いてしまうほうがいいのかなぁ…。いや、「書く」よりも「描く」のほうが合うのかも…なんて、考えさせることが目的なのかも…(←自信なさげ)
Posted by やまかつ at 2006年11月10日 02:01
ははは。なんかビミョーなコメントですねー。
でも一見の価値(?)ありお品だと思います。
若い人向けなのか?慣れた人向けなのか?
でも一番気に入ったのはミドリさんのチャレンジ精神(???)です。
まだこのシリーズはつづく(帯の部分に予告が)ようですし楽しみなシリーズであることは間違いないですね。
Posted by わっしー at 2006年11月10日 08:35
>やまかつさん

>「背景」
なるほどっ!
メモページのデザインはまさに「背景」そのものだとおもいます。
>「書く」よりも「描く」
結局、つかいかたはユーザー自身(のイマジネーション)に
委ねられているのでしょうね。
そういう意味では「異色の強者ダイアリー(?!)」と
言えるかもしれません。(;^_^A


>わっしーさん

>ビミョーなコメント
いやー、名指しまでしてしまい、すんません。m(_ _)m
>チャレンジ精神
まさにそのとおりだとおもいます。
洒落た和文具や正統派のダイアリーなどがありながらも、
意表を突くM2やトラベラーズなどのユニークな展開と、
ユーザーへの積極的な提案やチャレンジングは
ミドリならではの醍醐味だとおもうんです。
そういったことからも、このダイアリーは一見異質ながら、
なかなかおもしろいアイテムではないかとおもいますよ。
ミドリのファンとはいえ、褒め過ぎか..(;´▽`A``
Posted by ブンキチ at 2006年11月10日 16:47
ああ・・ブンキチさん汗が・・

遅ればせながらTBありがとうございます。
Posted by わっしー at 2006年11月10日 17:46
うはー、そうか、やや「デザイン過剰」のケがあるのですか。
普通のノートでもここまでしませんねえ。

実はミドリの製品はUKに紹介したいものが多いのですが、
ダイアリーに関しては好き嫌いが分かれそうな。
Posted by ぴこりん at 2006年11月11日 07:19
>わっしーさん

>遅ればせながら
いえいえ、ご丁寧にありがとうございますです。(*´∇`*)


>ぴこりんさん

>やや「デザイン過剰」のケ
メモページを見ておもいだしたのは、以前購入した雑誌
「広告」2005年2月号の文具特集の一記事です。
「どんな罫線のノートだったら、仕事がはかどるのか?」と題し、
6人のアーティストがデザインした罫線が、1ページずつ6人分、
それぞれページいっぱいに印刷されているのですが、
これがなかなかおもしろい。
M2の場合それとは逆に、発想の起点は似たようなものだとしても、
文具メーカーの側から、ユニークな罫線を提案しています。
しかも、製品として販売しているところがスゴイ!、かも。
>UKに紹介したいものが多い
どう評価されるのでしょうか?
それはそれで楽しみですねー。(^^)
Posted by ブンキチ at 2006年11月12日 12:22

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