2006年03月22日

SHEAFFER AWARD 万年筆

シェーファーのアワード万年筆です。

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「趣味の文房具 vol.5」を眺めていたら目にとまった一本。
華やかな高級ペンの中にあって、シンプルな円筒形が逆に
興味を惹いた理由かもしれません。
いや、お安いペンに自然に反応しているだけというべきか..(;^_^A


このアワード、けっこうユニークなデザインです。
軸が太いわりに長さが短く、グリップがペン軸より二回りくらい細くなっています。

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写真をみていただくとお分かりになるかとおもいますが、vivoのペン軸より太く、
グリップ部はvivoより一回り以上細いです。
(わたしはちょうどグリップとステンレスの境目あたりを握るので、
ちょうど段差になってしまいます 汗)
ただ、キャップをペン尻に装着しても、若干リアヘヴィになる程度なので
バランス自体はそんなに悪くないです。(グリップの素材は硬質のラバー)

アワードのボディの表面はステンレスのヘアライン仕上げ、
軸の内側は樹脂の筒がはめられています。
同じヘアライン仕上げの3本を日米独と並べてみました。(日はZOOM980)

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写真では分かりづらいかも知れませんが、繊細な仕上げの日独に対し、
アワードはけっこう粗め。さらに黒い樹脂パーツもザラザラな触感なうえに、
なんとバリが残っていて(笑)どちらかというと素朴なもの。
また天冠とクリップはごくごく普通な仕上げのスチール製となっており、
全体の雰囲気は「高級そうに見せながら(?)」も、チープさが漂っています。
ただ、それが悪い方向ではなく、親しみの持てるいい塩梅のチープさに
なっているような気がします。
別の言い方をしてみると、なんかアメリカンな雑貨っぽさが漂っていて、
「こういうの、お好きな方がおられるんじゃないかな〜」といったかんじでしょうか。

書き味はカリカリです。

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ただインクフローがよいので、表面がツルツルした用紙で
実は書きやすかったりします。
(書きやすいオレンジのペリカン万年筆も、用紙にもよりますが、
さすがに万能ではないです)

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どちらかというと、雑貨テイストなこのペン。
アメリカ製だけあって?、日独製品とは違う独特の雰囲気をもっています。
気負わずラフにつかうのがお似合いかもしれません。(^^)v
Posted by bunkichisan at 21:58│Comments(2)TrackBack(0) ペン! 

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この記事へのコメント
パーカー・フロンティアと似ている、気になるペン
だったのですが、ブンキチさんのエントリで
よくわかりました。
グリップはゴム?ではないでしょうか?
(ゴムでもいいのですが)

シェーファーのノンナンセンスという古いペンを
使っているのですが、それが書きやすいので、
これは残念ながら見送りかな・・・
(ブンキチさんが人柱になったみたいで、すみません)

シェーファーのブルー、私は好きな色ですが
ブンキチさんはどうですか?
Posted by luckymarimo at 2006年03月24日 07:17
>フロンティアと似ている
そうですね。グリップに段差があるところや価格も。(笑)
>グリップはゴム?
そうです。ただ、硬めで触感もサラッとしたものだったので
よかったです。(やわらかいのはダメっぽいです..)
>それが書きやすい
このペン先はほんと硬いです。
カリカリが気になる方はダメかもです。
>シェーファーのブルー
まだまだ修行が足りないのか、メーカーごとの特徴が
イマイチつかめません。(ーー;)
ペン先の太さによっても色合いが変わってきますからねぇ。
でもブルーインク自体はとても好きですよ〜♪

※と、さらに気になるモデル、発見。
http://www.pen-house.net/pen/pelikan/future.htm#
Posted by ブンキチ at 2006年03月24日 21:32

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